防災

今の防災リュックの中身で安心できるか評価してみた

ふゆみ
ふゆみ
どーもこんにちは!ふゆみです!

梅雨になると、雨が振り続けるので水害系が心配な今日この頃。そして、それに伴った土砂災害。毎年この時期になると、日本各地でこれらの災害が警戒されます。

さて、前回の記事では私の熊本地震の経験と学びについてお話しました。

経験から学べ!《熊本地震》から得た8つの学び はじめての方はプロフィール ブログ名“とりクロ”に込めた想いをまとめた“とりクロ”ってなあに? こちらも一緒に読んで頂け...

特に防災リュックについては反省点が沢山あったのですが・・・

防災リュックの中身を厳選していくと、何を入れたらいいかとても悩みます。これは未だに私の課題です。

そこで今回は、現在私が準備している防災リュックの中身を公開、そして自己評価してみました。

現在の防災リュック本体はこれ!

①リュック本体について

私が使用している防災リュックはこちらです。

 

後ろに某有名キャラクターのおもちゃが映っていますがお気になさらず。

これはCAMELBAKというブランドの登山用リュックです。

一時期登山をしていたので、形から入る傾向にある私は登山靴やウェア、帽子などを準備しました。

店員さんいわく、リュックを選ぶときはまず背負いやすく、背中にフィットするものがいいとのことでした。

たしかに、背中にフィットするほうが安定しますもんね。このリュックは、背負った時に背中にピタっとフィットしたので即候補にいれました。

②このリュックのおすすめポイント


このリュックのおすすめ点は以下の4点です。

  • 背面がメッシュ加工されている
  • 肩ベルトのクッションが効いている
  • バックルがついている
  • 収納スペースが多い

背面がメッシュ加工されている

まず、登山用として作られているリュックなので、長時間背負う事を想定して設計されています。ずっと背負っていたら熱くなりますよね。

メッシュ加工がある物とない物、両方のリュックを持っていますがやはりメッシュ加工があるほうが不快感は少なく感じました

肩ベルトはクッション性のあるものを。

登山系、アウトドア系のリュックはほとんどがクッション性のある肩ベルトになっていると思います。

雑貨屋さんにあるようなリュックや3Wayタイプのものは肩ベルトが細く、クッション性がないものが多いです。

長時間、沢山荷物の入ったリュックを背負う事を想定したらクッション性がある肩ベルトの方が体の負担も少ないです。

バックルがついている

走ったりすると、通常リュックって揺れますよね。このリュックの揺れは逃げる時に気をとられがちになります。また、体にも負担がかかり貴重な体力も奪っていきます。

最初に購入したリュックにはなかったので、体にリュックを固定してくれるバックルも必須です。実際に走ってみたら安定感があり、走りやすくなりました。

収納スペースが多い

このリュックは大きく分けて3か所の収納スペースがあります。

一番手前は、メッシュ加工のポケットがついたスペース

中央はメインスペース

奥側(背中側)には、ノートパソコンや雑誌等を入れるのによさそうな収納スペースがあります。

どうしても育児中は物がかさばるため、どこに何を入れたか分からなくなります。(心配性&ズボラな性格も相まって)

そのため、収納スペースが広い&ポケットをうまく使って部門ごとに分けて収納しておく事をおすすめします

現在の防災リュックの中身

では、現在のリュックの中身公開です!

これくらいの荷物で、あと少しだけ余裕あるかな?程度です。では部類別にみていきますね。

①文具関連

一番手前のメッシュ加工がされたポケットにはメモ帳やペンなどの文房具をジップロックに入れています。

このメモ帳の中には、家族や友人との写真を挟んでいます。また、家族や親せき、職場や友人の連絡先を書き込みました。

家族や友人の写真を挟んでいるのは・・・

  • 震災時は精神的に不安定になりやすいため、写真を見る事で癒し効果が得られる
  • 家族を探さなければならない場合などに、写真を見せればどのような人かをより具体的に説明できるため

連絡先を書き込んでいるのは・・・

  • 震災時に携帯電話が使えなくなる可能性があるため

今ではLINEが主流なので、電話番号は自分の分を覚えるだけで精一杯なのではないでしょうか?注意点として、連絡先が変わったら随時書き直ししましょう!

そして、下のメモはどこに何を入れているかのチェックリストです。

自分で準備しても、時がたてば記憶が薄れるので活躍すると思います。

この他に乾電池やはさみなども一緒にジップロックに保管しています。

②衛生関連

次に、衛生関連の防災グッズです。

爪切りやピンセット、歯ブラシセット

そして歯磨きシートです。災害の時は水は貴重なので、水の確保が困難な場合は歯磨きシートが活躍します。

右から順に洗い流さないドライシャンプー、液体洗口液、アルコール消毒液です。

ばんそうこうや綿棒、常備薬(まとめ方汚い💦)

中身はアレルギー性鼻炎や生理痛がひどいため、使用頻度が高い薬を入れています。

おしりふき、紙おむつ、女性用の紙パンツです。

おしりふきは体拭きにも使えるのですが、衛生面も考慮しておしり拭き用と体拭き用は別にしたほうがいいです!

紙おむつは、場所をとるのでおむつ専用の圧縮袋に入れてあります。(もしかしたら普通の圧縮袋でもよかったかも・・・?)

オムツのサイズが変わったら、このおむつも一緒に入れ替えしています。

女性用紙パンツは、ダイソーのトラベルコーナーにありました。ちなみにこの紙パンツは男性用も販売されています!

下着はなかなか交換しにくいですし、デリケートゾーンはトラブルを起こしやすいのでいいかなと思います。トラベルコーナーには防災に役立ちそうな物が沢山ありましたので一度見てみることをおすすめします!(^^)!

あと、写真には写していませんが生理用品と、消臭袋をいくつか入れています。

そして、簡易トイレ。こちらはアウトドアのお店に売ってありました。

買っただけで安心してしまいましたが、実際使ったことがないのでいざという時に使えるか心配です。一度、使って検証してみたいと思います。

③電気製品

電気製品は、このラジオ&携帯充電を兼ねた懐中電灯のみです。

これはソーラー充電と乾電池、手回し、USB充電が可能です。

明るさに関しては、正直そこまで明るいという感じはしませんがいろんな機能を兼ねているので許容範囲内です。

あと、前回経験した地震の際は手回し充電ライトを回して見事に壊してしまったので、今回は何度か練習しております。

④食料関連

次に食料関連です。

前回私が一番力を入れて準備したところですが、今回ちょっと少なめです。

いくつか入れていたお粥類が期限間近だったため食しました。

息子の分は2歳を過ぎたのですが和光堂さんのレトルトパウチが野菜も沢山入っていて便利なので入れています。おやつも入れて、こちらも期限が近付いたら食べさせています。

子ども用の食事は普段から食べ慣れている物でないと、いざという時に食べないという事があります。事前に食べさせてみて、子どもがちゃんと食べてくれるかを確認してからリュックの中に入れましょう!

そして、こちらは食事などを温めることができる優れものです。

アウトドアショップに売ってありました。

これを購入した当時、息子は生後6か月のミルク児でした。

今でこそ液体ミルクが普及していますが、この頃はまだ液体ミルクは販売されていなかったため

「ミルクはお湯で作らないといけないのにどうやって作るんじゃ!」

と悩みまくりました。乳児にとってミルクは必需品ですからね。

なのでこれを見つけた時は、これがあれば、お湯を作ることもできる!と思ったのです。

今となっては絶対必要!とまではいきませんが、あれば便利かなと思います。

ちなみにこちら、期限があるので定期的に確認して期限が切れそうになったら試しに使ってみたいと思います!

追記:最近は液体ミルクも販売されているので、今後赤ちゃんが生まれたら液体ミルクを入れる予定です。

⑤その他の防災グッズ

まずは防寒具として、アルミシートを2枚。

左側はダイソー、右側はアウトドアショップで購入。

写真は撮り損ねましたが、カイロ冷えピタシートを数枚ずつ入れてあります。

冷えピタは熱中症対策にもなるし、特にカイロは冬だけでなく水害で冷えた体を温める事もできるので、季節関係なく入れておいたほうがいいですよ!

次にレインコート。ここから先の商品はすべてダイソーの商品です。

トラベルコーナーで購入した室内用スリッパ。避難先でスリッパは重宝するそうです。

救助を求める際に必要不可欠なホイッスル

左側についているのは、ペットボトルをつける事ができるドリンクホルダーです。

ライブの際にはズボンに引っ掛けて使ったりして重宝しました!

給水バック。

ダイソー本当に色々ある・・・!

一応お伝えしておきますが、ダイソーの回し者ではないですよ(笑)

現在の防災リュックの振り返りをしてみた

①防災リュックの自己評価

今回の防災リュックの自己評価は100点満点中30点です。かなり低めです。

何故かというと、こうして写真を撮影し、記事を書いて振り返るうちに

「あれ、これが入ってない!」

「なんでこれが入ってないのに違和感なかったのかな?」

という事が沢山出てきたからです。

②防災リュックに追加したい物たち

今回の見直しにあたって、私が追加しようと思った物は以下の5点です。

  • 食器類
  • ラップ
  • 食料・水分
  • 子どものおもちゃ類
  • 着替え・タオル

 

まず食器類

息子の非常食にレトルトパウチを入れてましたが、食べるためのスプーンがなかったんですね。どうやって食べさせるつもりだったんでしょ(笑)

ちょっと深めなので、長めのスプーンを準備したほうがよさそうです。

使い終わったら拭き取るか、衛生面を保つためにあらかじめラップを巻くか使い捨てタイプを準備しておくといいかもしれませんね。

水分も全然足りないと思うので、これも検討しないといけません。食料に関しては期限の関係があったので、新たに詰め直しとします。

あと、育児中の防災リュックに必須のおもちゃ類

以前は、物はなんでもおもちゃになると思って準備していなかったのですが(謎のテキトーさ)今は車のおもちゃやお気に入りの絵本、キャラクターたいるので今回見直しておもちゃを少し追加する事にしました。

そして着替え&タオル。下着やおむつしか準備していませんでしたが最低でも1セットずつはあったほうがいいかと思います。

まとめ

今まで防災リュックを見直す事はありましたが、写真まで撮る機会はなく、更にこうしてブログ記事を書いて可視化する事ができたのでとても振り返りやすかったです。

特に、1児の母の防災リュックなのに子どものための防災グッズとして、足りないものが多かった事に深く反省しました。

もしこのリュックで震災にあったらパニックになっていたことでしょう。(特に子どもの食事面。)

準備物品のメモも、ただチェックだけしていくのではなく随時更新していく必要があるなと感じました。

このリュックの中身はあくまで現時点でのものであり、今後もどんどん改善していく予定です。私自身の振り返り、反省も兼ねています。

『これもあった方がいいと思うよ!』

『これは○○で代用できる』

などのご意見やご感想などがありましたらこちらからお気軽にお問合せください!

それでは最後までお読み頂きありがとうございました!

ABOUT ME
ふゆみ
心配性なアラサー主婦。近年増加傾向にある自然災害から家族・子どもを守るために、「とりこし苦労で構わない!」精神で防災対策を実践中。防災関連の資格取得が目標!2020年5月にサイト開設!Instagramでは日常や育児マンガを投稿中。