私は過去の記事で「災害時はモバイルバッテリーが必要」と何度も伝えてきましたが、種類が豊富なので何を基準に購入したらいいか迷う方もいるのではないでしょうか。
そんな方に朗報です!
実はあのダイソーで、非常に優秀なモバイルバッテリーが販売されているという噂が!

全国展開しているダイソーならば、手軽に購入できて便利ですよね♪
そこで今回は、ダイソーのモバイルバッテリーのスペック・実際に使ってみた感想をレビューしました。どうぞ最後まで読んで、購入の参考にしてください!
- モバイルバッテリーをまだ購入していない方
- どんなモバイルバッテリーがおすすめか知りたい方
- ダイソーのモバイルバッテリーが気になる方
- サブのモバイルバッテリーを購入したい方
噂のダイソーモバイルバッテリー。そのスペックは?

では、噂のダイソーモバイルバッテリーのスペックはどの程度なのかをみていきます。ダイソーで2020年11月現在、販売されているモバイルバッテリーはこちらです。
外装

裏面表記はこちら。

一見、ダイソーの商品とは思えないほどクオリティが高いです。
袋の隅に550円(税込み)表示がなければ、1000円台で販売されていても違和感はないように感じました。
モバイルバッテリーの充電用にUSBケーブルが付属で入っています。スマホの充電の際には、手持ちのケーブルが必要となります。
【モバイルバッテリー詳細(P 206)】
- 値段:550円(税込)
- 出力:5V1A、入力5V1A
- 4000mAh
- iPhone・androidどちらでも使用可
- ※PSE適合商品
- カラー展開:ホワイト・ブラック(キャラクターものもあるという情報あり)
- 充電残量の確認ランプ付き
- 保護回路設計(過充電・過電流・過放電)
※リチウムイオン蓄電池を搭載した商品の発火事故が増加している状況に対して、2019年2月1日よりモバイルバッテリーを電気用品安全法(PSE法)に基づいてPSE表示マークのない商品は現在販売禁止となっています。
なお、裏面表記で保護回路設計とありますが過充電防止回路は記載されていませんでした。
そのため夜寝る時に充電するのではなく、こまめに充電を確認できる日中に使用する事をおすすめします。
充電時間について

では、4000mAhはどの程度までスマホの充電が可能なのでしょうか?
私が所持しているHuawei P20 liteの場、合内臓バッテリーが約3000 mAhとなっているので一見1回分はフル充電できるように思えますが・・・。
モバイルバッテリー本体にこのような表記があります。

ちょっと見にくいので、表示内容を下に表記してみました。
- Model NO:P206
- Capacity:4000mAh
- Rated Capacity:2480mAh(5V/1ATYP)
- Rated energy:14.8Wh/3.7
- Micro Input:DC 5V=1A
- USB Output:DC5v=1A
Rated Capacityとは定格容量(スマホに実際に充電として使える容量)という意味です。
そのため4000mAhすべてがスマホに充電できるわけではなく、昇圧時のロスとの関係があるため、実際には5Vの充電で2480mAh分がスマホの充電として使える容量、という事になります。

また、毎回この値分充電できるわけではなく、充電回数による劣化や充電の回線効率、充電時にスマホをどの程度操作しているかも関係してくるので、多少の変動がでてくるようです。
先ほど述べたように私のスマホ(Huawei P20 lite)は内臓バッテリーが約3000 mAhなので、実際に充電すると充電0%→70~80%程度まで充電ができると思われます。
充電ランプについて

充電ランプは本体の残量確認ボタンを押す事で青ランプが点滅し、残量がわかるようになっています。
ランプは4段階表示となっており、100%蓄電できていると点滅しなくなります。
【電池残量の見方】
- 1点滅:0~25%蓄電
- 2点滅:25~50%蓄電
- 3点滅:50~75%蓄電
- 4点滅:75~100%蓄電
実際に使ってみた!使い心地は?

モバイルバッテリーを手に取ってみた感想
袋から取り出して私が最初に思ったのは、「とても小さい!コンパクト!」でした。
重さも約100gとかなりの軽量。30代女性の手の平にすっぽり収まる程度の大きさです。厚みもスマホ程度で、バックに忍ばせても全く邪魔になりません。


本体の側面に、電池残量が確認できるボタンがあります。
ただ、付属の本体充電用ケーブルが非常に短いという欠点がありました。


モバイルバッテリー本体を充電すると、付属のケーブルは伸ばしてこの程度です。
・・・ケーブルが短いのがお判りいただけるでしょうか?
モバイルバッテリー本体の充電用なのであまり気にする事はないかもしれませんが、個人的にはもう少し長さが欲しかったです。
袋から最初に出した時点で残量ボタンを確認したところ、3点滅(50~75%)の状態でした。
添付されていた取り扱い説明書を見ると、約75%蓄電した状態で出荷しているという表記がありました。ちなみに蓄電時間の目安としては約5時間かかるようです。
スマホを充電してみた結果

次にモバイルバッテリーの蓄電が100%、スマホの充電が0%の状態から充電してみたところ、次のような結果になりました。
【ダイソーモバイルバッテリーで充電した結果】

- モバイルバッテリー蓄電が0%になるまで充電した時間:約2時間強
- スマホの充電量:84%
やはりスマホのフル充電は厳しいようですが、私が予想よりも充電ができていました。
今回は充電中はスマホをあまり触らないようにしていたので、スマホの操作などが入ると充電量や充電時間も多少変わってくると思われます。
また、急速充電の感覚に慣れていると
と、充電の速度に不満を感じる方もいるかもしれません。しかしもともとが500円の商品なので個人的には十分かなと感じました。
充電が終了しても、モバイルバッテリー本体が熱くなっているという事はありませんでした。
使用してみて感じたメリット・デメリット

ここまで実際に使用してみて、私が感じた事をメリット・デメリット別にまとめてみました。
- 500円(税抜)と格安
- ダイソーで手軽に購入できる
- コンパクト&軽量サイズで荷物の場所を取らない
- デザインがシンプルで好みを選ばない
- 電池残量ランプや確認ボタンなど、必要な機能は揃っている
- スマホのフル充電は期待できない
- モバイルバッテリー本体を充電する付属ケーブルが非常に短い
- 充電速度に慣れていると充電速度が遅く感じる
- 自分のスマホ充電用のUSBケーブルを別に準備する必要がある
フル充電が厳しい、充電時間がかかるといったデメリットはありましたが、ダイソーのモバイルバッテリーでここまでのスペックを備えている事に私はびっくりしました。
防災リュックに入れるには少し不安ですが、普段の外出用でバックに忍ばせる分には今回紹介した商品で十分だと思います。
まとめ この商品はこんな方におすすめ!

以上の点を踏まえて、私がこのモバイルバッテリーをおすすめしたいのはこのような方です!
- 普段の外出用として準備しておきたい方
- 荷物をなるべく軽く済ませたい・場所をとりたくない方
- なるべく安く済ませたい方
- サブの充電器として準備しておきたい方
500円台と手ごろな商品というのが最大のメリットだと思うので、まだモバイルバッテリーを持っていない、という方もいざという時に備えておくといいかもしれませんね♪
この記事が皆さんの参考になればうれしいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!