子どもの頃、だれもが経験している「絵本の読み聞かせ」。大人になって読み返したら当時の楽しい記憶がよみがえったりしませんか?
私自身、絵本が大好きで大人になった今も絵本を読み返したり、長男えふに読み聞かせをして楽しんでいます。
誕生日やクリスマスプレゼントなど、節目に子どもや孫にプレゼントするのもいい思い出になりますよね。

今回は絵本大好きな私が、自信をもっておすすめしたい絵本を紹介していきます。
この記事をみて「あ!昔こんな絵本あったな!」と懐かしんだり、プレゼント等の参考にしてもらえたら嬉しいです。
- 年齢別におすすめの絵本を知りたい方
- 子ども・孫に絵本をプレゼントしたい方
子どもにおすすめの絵本(年齢別)
ただ一言で「絵本」といっても、イラスト中心だったりストーリーがあったりと内容は様々。どんな絵本がその子に合うのか悩む事ってありませんか?
そこで今回は、子どもの年齢別に分けて絵本を選んでみました。
0歳向けの絵本

0歳児向けの絵本はイラストのみであったり、赤ちゃんが誤って舐めてもふやけたりしない頑丈なつくりの物が多いです。
あかちゃんの五感をたくさん刺激してあげる事ができるので、ぜひあなたの赤ちゃんのお気に入りの1冊を探してみてくださいね。
①もはや知らない人はいない!「いないいないばあ」
赤ちゃんの絵本といえば、最初に思い浮かぶのはこの本ではないでしょうか。世界中で愛されている「いないいないばあ」は、当時生後5か月だった長男えふが大笑いした絵本でもあります。
ほんの数ページではありますが、どうぶつ達の「いないいないばあ」のビックリさせようとする顔にもつい笑顔になってしまいます。
最後のページの子どもちゃんの名前を、自分のお子さんの名前にして読んであげると喜びますよ。
②カラフルな色使いで視覚を刺激!「あかあかくろくろ」
このシリーズはとにかくカラフルな原色カラーでとても目立ちます!お子さんの視覚を刺激するのに最適な本だと思います。
絵本に描かれている模様にそって一緒に指でなぞったりすると大笑いしてくれますよ。
本自体は厚めにつくられており頑丈なので、多少のことでは破れたりしないのも好印象です!
③シンプルな絵と音で楽しむ「じゃあじゃあびりびり」
蛇口などのシンプルなイラストに「じゃあじゃあ」「ぶーぶー」といったシンプルな音。これだけでも赤ちゃんはにっこり、大喜びです。声の強弱でも表現が変わってくるのでおもしろいですね。
小さな絵本なので持ち運びにもあまり場所をとりません。外出の際の赤ちゃんぐずり対策としてもいいかもしれません。
④色んなだるまさんが大集合!「だるまさんシリーズ」
だるまさんシリーズも、ここ数年で鉄板の絵本となりましたね。全3冊あります。
「だるまさんが・・・」と色んな表情をしただるまさんが、ページをめくると思わずクスっと笑ってしまうアクションをおこしてくれます。
くるくると表情が変わっていくだるまさんを、お子さんと一緒に楽しみながら読んでみてくださいね。
⑤触り心地をたのしめる!「ふわふわだあれ?」
絵本は読んだり見るだけでなく、触った感触を楽しめる本もあるのです!
この本では、ふわふわのかわいいひよこさんやネコの触り心地をたのしむ事ができます。穴が開いているのでのぞき穴として遊んだりもしていました。
こちらも小さめの本なので、持ち運びに最適ですよ!
1~2歳向けの絵本

1~2歳頃になると、絵本のイラスト等に興味をもったり簡単なお話の内容も理解できるようになります。
お風呂や歯磨き、睡眠など、1日の流れや日常生活の必要性を教える時には絵本がとても役立ちますよ。
①かわいいイラストに癒される!「かばくんシリーズ」
私が子どもの頃に読み聞かせしてもらった絵本の中でも特に印象に残っているのがこのシリーズで、全10冊あります。
私が生まれた頃に初版が出ているのですが、イラストがとても可愛くて古さを感じさせません。特に印象強いのが主人公のかばくん。
どのご家庭にもいそうなやんちゃな男の子で、大人になった今は長男えふと重ねて見てしまいます。
春夏秋冬やお買い物など、本のテーマに合わせて色んなイラストが右ページに描かれています。「これはなーに?」と、物の名前を覚えるのにもぴったりです。
②寝かしつけの時に最適!「おつきさま こんばんは」
この時期になると、寝かしつけに奮闘するパパやママも多いのではないでしょうか。そんな時は寝る前の習慣として、1冊本を読むというルールを決めるといいですよ。
我が家ではこの本を「寝る前の本」に選んで、絵本を読んだ後はおつきさまに
と挨拶をさせて電気を消すと、すんなりと眠ってくれました。
最後のおつきさまの顔がとても茶目っ気があってかわいいです!
③こんな滑り台で遊んでみたい!「すべり台」
この絵本に出てくる滑り台は「ただの」すべり台ではありません・・・。「こんなのがあったら滑ってみたい!」とワクワクしたり、「これは滑れないよ!」とツッコみたくなるものまでさまざま。
この絵本を読んだら、色んな公園の滑り台を試したくなると思いますよ!
④今にも食べたくなるイラストが満載「おいしいおと」
「普段私たちが食べている食べ物って、こんなにおいしそうだったっけ・・・?」と思ってしまう位美味しそうな食べ物の絵が、食べ物からでる音とともに表現されています。
普段食べているものでも、この本を読んだ後では見方が変わるかもしれません。食欲をそそらせる素敵な絵本ですよ。嫌いな食べ物も、この本で解消できるかも?
⑤アニメでも大活躍の動物たち!「ノンタンシリーズ」
アニメでも人気なネコの「ノンタンシリーズ」は昔から絵本も大人気ですよね。アニメも大好きでしたが、最近は絵本にもお世話になっています。
色んなお話があるのですが、なかでも歯磨きやトイレトレーニングなどの生活習慣を学べるタイプは、子どもに教えるのに最適ですよ!
3~4歳向けの絵本

3~4歳になると、ある程度の文字数があっても集中してお話を聞けるようになってくるので、えらべる絵本の幅がぐっと広がります!
本に細工がしてある「しかけ絵本」もおすすめです。自分でお気に入りの絵本を選ばせるのもいいかもしれませんね。
①可愛いイラストと斜め上の発想がツボ!「もう脱げない」
思わず「クスッ」と笑ってしまうイラストが大人気のヨシタケシンスケ先生の作品。思わず「いるいる、こんな子!」と笑いながら読んでしまいます。
子どもの発想ってとても柔軟で、この絵本の男の子も「もしこのまま服が脱げなかったら・・・」という所から始まる妄想が斜め上をいくため大爆笑です。
最後のオチも「やられた~!」と笑ってしまうので必見です!
②一度は食べてみたいと思ったはず!「ぐりとぐら」
「ぐりとぐら」の世界観が好き!という方も多いと思いますが中でも印象強い絵本は「大きなカステラ」ではないでしょうか?
大きな卵を見つけて、そこから徐々においしそうなカステラが出来上がっていく様子にワクワクします。実際にこの「ぐりとぐら」のカステラをイメージしたレシピも沢山出ていますよね。
絵本を読んだ後は思わずレシピ検索したくなります。
③ねずみくんたちのやりとりに癒されて!「ねずみくんシリーズ」
このねずみくんシリーズにはいろんな動物が出てくるのですが、どの動物も表情が面白くて笑ってしまいます。この「ねずみくんのチョッキ」でも、沢山の動物が代わる代わるでてきてはユニークな表情を見せてくれるのですが・・・。
表紙でも着ている赤色のチョッキが最後どうなるのか?読んでからのおたのしみ。
④いろんなパンがあって美味しそう!「カラスのパン屋さん」
こちらも有名な絵本ですね。カラスの親子がいろんなアイディアを出してパンをつくるのですが、種類が豊富で思わず食べたくなります・・・なんなら、カラスの親子と一緒にパン作りに挑戦したくなるかもしれません。
子どもに「どのパンが食べてみたい?」と一緒に選んでみると楽しそうですね。
⑤世界観が倍増するしかけ絵本「かがみの絵本シリーズ」
この鏡の絵本シリーズも全3冊あります。中でもおすすめなのがこの「きょうのおやつは」です。
おやつのパンケーキをつくる工程が描かれているのですが、絵自体もリアルなうえに鏡の効果もあって奥行きがあるので大人も楽しめる絵本となっています。
絵本の中から今にもあまい匂いが漂ってきそうで、思わず食べたくなってしまいます!
お気に入りの1冊は見つかりましたか?

私は絵本は子どもとのコミュニケーションや知育に役立つだけでなく、育児にちょっと疲れたママ自身のビタミン剤みたいな物だと思っています。
かわいいイラスト、お話の絵本を読んだら気持ちがほっこりするはずです。
絵本は買うだけでなく図書館で借りることもできるので、これを機に沢山の絵本に触れてみてください!
最後まで読んで頂きありがとうございました!