前回はマタニティ備忘録①で、妊娠初期のころの体験をお話しました。
前回の備忘録はこちらからどうぞ!

約10か月間の妊娠期間で、よく“安定期”という言葉を聞くと思いますが、そもそも安定期とはどんな時期かをご存じですか?もしかしたら
という方もいるかもしれません。
結論から言うと、安定期に私は入院したので決して安全というわけではありません。
今回のマタニティ備忘録では、その安定期と呼ばれる時期にどんな生活をしていたかをお話ししたいと思います。
【この記事はこんな方におすすめ!】
- 安定期がどんな時期なのかを知りたい方
- 安定期に気をつける事を知りたい方
- 入院した時の過ごし方について知りたい方
そもそも安定期とはどんな時期?


自宅安静が解除されて2週間後。
妊娠11週目の妊婦検診の際に、まだつわりが続いていることを話すと主治医の先生からこんなことを言われました。
聞くと、安定期とは妊娠5か月頃の事をいうようで、安定期について詳しく説明されているサイトがありました。
妊娠12週ころまでに比べて 流産の可能性が低くなり、つわりも治まって比較的過ごしやすくなる時期です。
ただし、安定期といっても、切迫流産や切迫早産などのリスクがまったくなくなったわけではないので、体調には引き続き気をつけて過ごすことが大切です。
こちらべも述べられているように、“安定期”という言葉に油断せず、体調には気を付けて過ごさないといけないのですね。
また、その頃に戌の日(いぬのひ)という安産祈願のお参りに行ったりするそうです。

戌の日についてはこちらで詳しく説明されています。
戌の日の「戌」とは十二支にでてくる戌のことを意味しています。比較的お産が軽く、一度にたくさんの仔犬を出産する戌の力にあやかって、暦で設定された「戌の日」に腹帯(岩田帯)を巻いて安産を祈願する習わしがあります。
その後、先生のお話通り13週頃には食べつわりも落ち着き、妊娠5か月に入ってからは体調もすごく良く、無事に安産祈願のお参りに行くことも出来ました。
しかし17週目のある日、私は前回とはくらべものにならない位の激痛に悶えることになります。
2度目の切迫流産になった日の行動
久しぶりの街と夫くんとの遠出

本屋さんでよく見かける「たまごくらぶ」などの雑誌を見て、そろそろ赤ちゃんのグッズも揃えたいな~と思っていたある日。
自宅から1時間ほど先のショッピングモールに大型の赤ちゃん専門店ができたのです。
ショッピングモールであれば移動範囲も限られるし、休憩できる場所も沢山あるだろうと判断して夫くんの運転のもと買い物に出かけたのです。
それも、新婚旅行以来の久々のデートだったのでテンションも上がり、ここぞとばかりに化粧・おしゃれしていきました。
少し膨らんできたお腹を安定させるために買った妊婦帯もつけていたので準備万端のつもりでした。
ここぞとばかりに食べた焼き肉で幸せ絶頂

1時間ほどかけて移動したショッピングモールでは赤ちゃん用の洋服や肌着、ガーゼ等を購入。途中椅子に座って休憩をはさみながら、2時間ほど滞在していました。
その帰りに夫くんが一言。
久々の外出に加えて焼き肉なんて幸せ!
速攻OKして、そのまま帰り道にある焼肉屋さんに入りました。
それはそれは沢山食べましたし、サラダもお代わりしました。
昼ごはんは軽く済ませていたのでここぞとばかりに気合を入れて食べまくりました。・・
これは満腹?それとも・・・2度目の切迫流産と入院

たらふく食べればおなかもパンパンになりますよね。
私たち夫婦は大抵、焼き肉に行くとはちきれそうな位食べるのです。
すこし椅子で休憩してから帰ったのですが、この日は椅子に座ってシートベルトを装着した時点ですごく苦しくて、椅子を倒してすこし横になりながら帰りました。
「赤ちゃんの分まで食べすぎたね~」
と、車の中ではまだ冗談を言う余裕があったのですが家に着くころには前回のような冷や汗と激痛が・・・。
そうか、妊婦帯もつけてるから苦しいんだ!と帰ってすぐに楽な服装に着替えましたが、痛みはどんどんひどくなるばかり。そのうち嘔吐までしてしまう始末。
またしても、時間外受診で産婦人科にお世話になるのでした。
2度目の時間外受診の結果、やはり切迫流産。
この日は帰れそうにもなく、そのまま入院する事に。翌日夫くんに荷物を持ってきてもらいました。
当時、なぜ切迫流産になったかを振り返る
こうして入院となってしまったのですが、なぜ2度目の切迫流産になってしまったのかを振り返りました。
①妊娠前と同じおしゃれをしていた

今回の外出までは比較的ラフな格好で過ごしていたのでとても楽でした。
対して妊娠前はヒールを履き、比較的ぴったりした格好が好きだったので今回も気合を入れておしゃれしたらそのような格好になてしまいました。
今思えば少しきつかったかもしれませんが、外出できる楽しみとおしゃれができる喜びが勝っていたように思います。
②妊婦帯がかえってお腹を締め付けてしまった

お腹が膨らんでくと、どうしても重力の関係で下にさがって負担がかかるので妊婦帯をつけることで楽に感じていました。
焼き肉の前に脱げばよかったのですが、私が購入したのはガードルタイプで下着のように履くタイプ。そのため簡単に外すことができずそのままにしていました。
トイレに行って脱いでいればよかった、と後から後悔しました。
③妊娠前と同じように食べすぎてしまった

付き合っていた頃から焼き肉が大好きで、よく夫くんとは食べに出かけたのですが、今回も喜びのあまり、同じメニューに加えてデザートまでしっかりと平らげてしまいました。
お腹が膨らんでいるうえに妊婦帯で締め付けているのに同じように食べたのでは、当然苦しくなってしまいますよね。
少しでも食べる量を減らせばよかったと後悔しています。
入院中の過ごし方

入院中の安静度はこのような感じでした。
- 基本ベッド上で横になって過ごすこと
- 洗面、室外にあるトイレ以外の移動禁止
- 入浴禁止
病室は個室でしたがトイレは部屋を出て隣にあったので、トイレ以外はずっと部屋で横になって過ごしていました。
日中はTVを見るか、雑誌やスマホでネットサーフィンをするか・・・。ネットは色んな情報がすぐに入ってくるため、気が滅入ってしまいました。
そんな私に夫くんが持ってきてくれたのはゲーム機。
それも、当時流行っていたドラクエ11を買った夫くん本人より先にプレイさせてもらったのです。
これが大当たり!妊娠と全く関係がないジャンルだったので、入院中の不安を取り除く事ができました。
入院期間中は人とあまり話す機会がないかもしれません。気分が滅入っていしまわないように気を紛らわす何かを見つけてください!私のようなゲームや、体に負担をかけない範囲の暇つぶしを見つけてみてください。
入院中におすすめの過ごし方5選
入院中に暇つぶしになるものを見つける!といっても安静指示があるとできる事が限られますよね。
なるべく安静にしながらできるおすすめの過ごし方を挙げてみました。
①ゲーム

先ほども書きましたが、私の場合はドラクエの沼にハマってしまい大半をゲームをして過ごしていました。
どうしてもクリアできないところがあると攻略法を調べてみたり・・・。
ただし、目が疲れない程度に楽しむのが一番です!
②読書(マンガもOK)

逆に、この1人でゆっくり過ごせる時間を使って今まで気になっていた本を読んだりするのもおすすめです。
中には、大好きなマンガをまとめて借りてきてもらった友人もいました。(一気に25冊読んでしまったそうです)
③塗り絵

最近では、大人用や100均で手軽に購入できる塗り絵があります。出来上がるとなかなかの超大作になりますよ!
一度塗りだすとハマっていしまい、気づけば何時間も経ってしまいました。
④DVDや動画を観る

病室でDVDデッキがある場合は問題ないですが、もしない場合はDVDポータブルなどを持ち込んで観るか、YOUTUBEや動画配信サービスを利用してみるのもありです。
今はドラマ等も観る事ができるのでうれしいですね。
⑤退院したら食べたいもの・やりたい事をリストアップする

私は入院中の食事は美味しかったので幸せでしたが、退院してから食べたい物って沢山ありますよね。
コンビニのスイーツでも、お気に入りのお店のものでもなんでもいいのでリストアップしてみてください。食べる食べないは別として、退院後の楽しみが少しでもあるとモチベーションが上がりますよ。
まとめ

安定期といえども、妊娠前と比べて体にはいろんな変化がおこっているので以前であれば問題なかった事でも、体には大きな負担がかかっている可能性があります。
妊娠前と同じように過ごさず、無理しない行動や服装で過ごすようにしてくださいね!
それではまた、マタニティ備忘録③でお会いしましょう!