はじめましての方はプロフィールも書いてますのでこちらもどうぞ!
女性のライフスタイルを大きく変えるイベントのひとつ『妊娠』。
はじめての妊娠は、きっと喜びと一緒に
こんな不安を抱える方が沢山いると思います。
正直、マタニティライフってまったく型にはまらなくて、同じママでも1人目と2人目ではまた違う経過を辿ったりするのです。
十人十色とは正にこの事ですね。
私は、1人目「えふ」を妊娠した時3回切迫流産となり、最終的には予定日より1ヶ月はやく生まれてきました。
今回はこんな妊婦もいるんだよ!という事でマタニティ備忘録を書いていきます。
いま、コロナウイルスの影響で母親学級や両親学級が中止になる
自治体も多く、不安を解消できる場所が減ってきています。
もちろんマタニティライフには個人差がありますが、
私の体験が不安を抱えている妊婦さんの参考になれば嬉しいです。
「これ、見方あってる?」何度も確認した妊娠検査薬
初めての妊娠検査薬

結婚式、新婚旅行と人生の大イベントを送っていたころ、同時進行で妊活も進めていました。
なるべく早くこどもが欲しかった私は、気合を入れて初回から排卵検査薬と、生理予定日初日から使える妊娠検査薬を購入して挑戦しました。
これらは販売店が限られていて、薬剤師がいる薬局や
処方箋を渡せる調剤薬局があるドラッグストアなどで購入できます。
生理予定日当日、普段2、3日生理周期の誤差はあるのですが早速妊娠検査薬を試してみたところ、速攻で線が浮かび上がりました。
あまりにも早く出たので、
と、何度も何度もトイレの中で説明書を見比べました(笑)
しかし何度見返しても、判定は陽性。
まさかこんなに早く陽性反応がでると思わなかったので驚きと嬉しさで一杯になり、速攻で夫くんに報告しました。
「男の子かな~女の子かな~」と、10か月近くも先の話をして楽しんでいました。
あまりにも早すぎた産婦人科受診

これだけ浮かれていた私ですが、妊娠検査薬にはこんな説明文が書かれていました。
「子宮外妊娠の場合も陽性反応がでるため必ず産婦人科を受診してください。」
子宮外妊娠とは、通常着床すべき子宮ではない他の場所で着床する事をいいます。
まだ生理予定日初日だし、もう少し様子を見てから受診するか迷ったのですが、不安もあり結局2日後には産婦人科を受診していました。
案の定、内診をしても早すぎて、はっきりと子宮外妊娠しているか分からない状態でした。
先生からは「1週間後にもう1回受診してもらっていい?」と言われることに。診察料をしっかり払って帰ることになりました(笑)
妊娠検査薬が陽性になると、すぐに受診したくなると思いますが
ぐっとこらえて、せめて生理予定日1週間後までは待ってくださいね。
私のように、受診料を多めに払うことになるかもしれません(笑)
気持ちの持ちよう?つわりの始まり
最初に感じた「朝の気だるさ」の正体

病院を受診して3日ほど経ったころ、私の体に少しずつ変化が出てきました。
まず、朝起きた時に気持ちが悪い!
朝から気持ち悪くなる理由がわからず、スマホで検索したところ、どうもこれは
「食べつわり」というらしく、とにかく何かを食べないと気持ち悪くなるタイプのつわりでした。
朝起きてすぐだったので、胃の中が空っぽの状態です。そのため気持ち悪くなっていたんですね。どちらかというと「つわり=吐きつわり」のイメージが強かったので意外でした。
「とりあえず何かをおなかに入れないと」と思い、台所に向かうためドアを開けたその瞬間・・・あまりの気持ち悪さに悶絶。
台所には、前日に自分が予約しておいた炊き立てのご飯の匂いが充満していたのです。

どちらかというと匂いには鈍感な方ですが「においつわり」も出てきたようです。
妊娠中の嗅覚はすさまじいですね・・・。
ちなみに、当時のつわりをイラストでまとめるとこんな感じでした。

食べれたもの、食べれなくなったもの
妊娠中は味覚が変わるとよく聞きますが、私も例に漏れず色んなものが食べれなくなりました。当時の私の場合はざっとこんな感じ。

とにかく温かいご飯が食べれなくなったのが衝撃的でしたが、冷や飯は食べる事ができたので海苔を巻いて食べてました。
そして、とにかく無性に食べたくなったのがリンゴ。

あの酸味がたまらなくて、よく夫くんが買ってくれました。
そして炭酸水!
レモンやコーラなど色んなフレーバーがあったので飽きずに飲むことが出来て、のど越しもよくスッキリするので妊娠後期まで飲んでいました。
お腹が膨れるので食べすぎ防止にもつながったと思います。
つわりの時は味の好みが変わりやすいので、自分がその時に食べれる物を食べるべきだと思います!フライドポテト等はつわりの味方だった!という事もよく聞きますので、体調の良い時に試してみてくださいね。
初めての切迫流産
最初の症状は「軽い生理痛」のような痛み

私の場合は食べつわりと闘いながらも、昼過ぎになると調子が良くなってきたので昼過ぎからシャワーを浴びたり外出する事が多かったです。
妊娠7週目の“その日“も病院受診のために外出したのですが、この日は待ち時間中から
チクチクとした「軽い生理痛」のような痛みがありました。
この日は病院も混んでいて、待ち時間が2時間と長かった事や最初の20分ほどは立った状態で待っていたのが良くなかったのかもしれません。
※この時はマタニティマークは付けてなかったので妊婦と気づかれなかった、というのもあります。
でも、子宮が大きくなる過程でチクチクした痛みがでるという情報も知っていたので、その時はあまり気にしていませんでした。
軽視しないで!体からのサイン

病院から戻ってからもその痛みは続いていました。
「ちょっと横になれば治まるかな?」と布団に横になったのですがなかなか治まらず。
そのうち、軽い生理痛のような痛みが少しずつ酷くなってきて冷や汗が出るようになりました。
トイレに行くとうっすらと茶色いおりものが・・・。
調べると「出血の可能性あり」の文字。
怖くなって、時間外でしたが産婦人科に連絡。すぐに受診するように、との事で夫くんに病院まで乗せていってもらいました。
この時、夫くんからは「正直何をしたらいいか分からないから、何をしてほしいか教えて。そしたらすぐ動けるから」と言われました。今思うと私の頭の中は「痛い」しかなくパニックになっていたので、この一言で冷静に判断ができました。妊娠がわかった時点で、夫婦で痛みがあった時どうしたらいいか、あらかじめ話し合っておくといいかもしれませんね。
かけこみ受診「切迫流産」って?

夕方、病院に着いてそのまま診察。
そこで先生から「切迫流産」の診断を受けました。
「流産」の文字が入っているので誤解しがちですが、切迫流産とは流産をしかけている状態で意味が大きく違ってきます。
お腹がはる時は赤ちゃんが「苦しいよ~」と教えてくれるサインなのだそう。
先生からは妊娠中でも内服できる張り止めの薬を処方してもらい、自宅安静の指示を受けました。
張り止めの薬を飲んでしばらく横になると、痛みが治まってきました。
苦しい思いをさせて申し訳ないという気持ちと、次からは絶対になにかあったらすぐに病院に相談しよう!と反省しました。
自宅安静の始まり。家での過ごし方

家に帰ってからは自宅安静の日々。
当時、私が先生から受けた具体的な自宅安静の指示はこのような感じでした。
- 基本的に布団で横になって過ごす
- 家事はしない
- 外出は禁止
- 起きるのは食事とトイレ、シャワーのみ
- シャワーは1回/2日程度で体調がいい時のみ
ほとんど動かない生活を送っていました。夫くんは仕事なので日中は基本的に1人です。
相変わらず、朝は食べづわりのせいで気持ち悪いので出勤前に夫くんがパイナップルやトマトを布団の近くに置いてくれました。
昼は母、夫くんの母が交互に様子を見に来てくれたのでとても助かりました!
もうひとつ助かったのがTV番組。

この時は8月で、連日甲子園がTVであっていたのです。
常に寝ているだけだった私にとって甲子園は本当に楽しみで仕方なかったです。
この生活は2週間ほど続き、9週目にて安静解除となりました。
この安静解除となった受診のときに、先生から「母子手帳をもらってきてね」と言われた時は「私お母さんになるんだな~」と改めて実感しとてもうれしくなりました。
自宅安静中は本当にすることがなくてつらいです・・・。
長時間横になっていると体が痛くなるので、なるべくクッションなどを活用して自分なりの楽な体制を見つけてくださいね。そして、気を紛らわせる何かを見つけてください!
まとめ

私の場合は2週間程度の自宅安静で一旦は落ち着きましたが、もっと長い間安静にいていた方や、中にはつわりもなく過ごしたという方もいます。
もし、予期せぬ事がおこったら「なんでこんな事になったんだろう・・・。」と落ち込んだり自分責めると思いますが、ママの不安な気持ちもお腹の赤ちゃんに伝わってしまうかもしれません。
難しいかもしれませんが、なるべく心穏やかに過ごせるようにパパや周りの人に協力してもらってくださいね。
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