防災

現役消防士に聞きました!手持ち花火の正しい遊び方とは?

ふゆみ
ふゆみ
こんにちは、ふゆみです!
とりクロ
とりクロ
防災カラスのとりクロです!

今年も暑い夏がやってきましたね‼︎

コロナウイルスで自粛生活を送っているご家庭の中には、手持ち花火で夏を楽しむご家庭も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、現役消防士のなおさん(@naosan_style)に、正しい手持ち花火の遊び方について教えていただきました!

※この記事では普段お世話になっているTwitterフォロワーさんが登場します。

どんな方がでるか、お楽しみに♪

この記事はこんな方におすすめ!
  • おうちで花火を楽しみたい方
  • 子どもと一緒に花火をする予定の方
  • 花火をするうえでの注意点を知りたい方

手持ち花火の正しい知識

ちなみに私は3つ程度しか思い浮かばなかったのですが・・・なおさんに相談したところ、ドドドーっと17項目も挙げてくださいました!!

とりクロ
とりクロ
さすが現役消防士さん・・・!!!

※今回は17項目を、まとめながらご紹介させていただきます!

手持ち花火は可燃ごみがない場所&コンクリートで!

花火をするときは地面がコンクリート等で、周りに燃えやすい物がない環境でしましょう!一歩間違えると大火事を引き起こす危険があります。

また、公園や海岸など、一見安全そうな場所でも花火を禁止されている可能性もあります。

遊ぶ前に、事前に確認しましょう!

ここではあくじろんさん(@aku_jiron)に登場して頂きました♪可愛いイラストやプロ!?とびっくりするくらい滑らかで楽しい動画を作成されています!

火をつける時はろうそくからつける(例外あり)

火をつける時はライターだと近すぎて火傷する可能性があります。

ろうそくは固定して、なるべく離れた場所から火をつけるようにしましょう!

虫よけとセットになったこんな商品もあります♪


また、おうちでできる大迫力の打ち上げ花火もありますね!

このようなタイプの花火はきちんと固定してから、導火線に火をつけて遊ぶようにしましょう!このタイプは例外として、ろうそくよりもライターやチャッカマンの方が扱いやすいですね。

 

それでは突然ですが、下のイラストを見ていきましょう!皆正しい遊び方ができているでしょうか・・・?

いや、明らかに危ない子がいますね。

とりクロ
とりクロ
とりクロ見参!!!!!!

とっさに注意しに行ったとりクロですが、暗闇から突然出てきたのでカエルさんはびっくり!

危うく、にわとりのわっさーさんに火花がかかるところでした💦

花火は人に向けない!

カエルさんのように上に向けるのは当然NGです!

花火を人に向けるのはもちろん、対角線上に立たない火がつかなくてものぞき込まないといった注意が必要です。

暗闇の中で驚かす行為も大変危険です!遊び半分でしないようにしましょう!(とりクロがまさにその例ですね)

また、小さい子は特にきれいな花火を近くで見たがります。

大人がしっかり管理してあげましょう!(イラストの左上に正に!という子がいましたね)

ここではにわとり版わっさーさん、可愛いかわうそのイラストレーターぺそんさん(@pesopesopeson)に登場していただきました♪(ぺそんさん、はにわだった・・・!)

花火で遊ぶ前後は周囲に水を撒く・花火はすぐ消火!

イラストでは、別のカエルさんが周りに水を撒いていました。あらかじめ水をまくことで、火事のリスクをぐっと減らすことができますね!

また、使用した花火がすべて消火できている事を確認してください。

たとえ火をつけた花火がつかなくても、必ず水につけて消火しておきましょう!

後始末はしたつもりだった・・・という思い込みが一番怖いですからね。

真っ暗すぎる場所での花火は危険!

先ほどのイラストに出ていたとりクロのように、花火とろうそくの灯りだけを頼りにすると、人や物に気付きにくくなるので大変危険です!

なるべく外灯がある場所や、ランタン等で周囲を明るくしましょう!

シルバニアやミニチュア劇場を使って防災情報を提供される防災アカウントのりーちゃさん(@BousaiStart)

大震災を3回も経験されている1児のママさん&防災士を目指されているこつめ所長さん(@watabou_labo)に登場していただきました!

花火は解体したり、ポケットに入れない

子どもは好奇心旺盛

時には花火を解体したり、大事にポケットにしまっているかもしれません。火薬をポケットに入れる事になるので大変危険ですね!

目を離したすきに花火をいじってしまう事もあるので、子どもの行動には目を離さないように注意しましょう!

Twitterのイラスト界では有名な、イラストレーターさんのさとるさん(@blog_satorism)に登場していただきました!実は私、密かにさとるさんのファンです・・・✨

※危険な事をさせてしまいましたが、さとるさんはこんな事しません!!

導火線の位置を確認する

花火をする時には、必ず導火線(火をつける場所)に火をつける必要があります。

時々「どっちにつけるの?」というような形の花火、ありませんか?(私はよく当たります。笑)誤った場所につけないようにしっかり確認しましょう!

もし分からない時は、他の人にも聞いてみたりしましょう!前に遊んだ事がある人がいるかもしれません。

ここでは可愛いネコちゃんプロフの方々!左より、生活密着型ママ防災士さん(@bousaizukan
)、ぽかりさん(@tantanbosai)、azumoさん(@azumo34461513)に登場していただきました✨

手持ち花火の注意点まとめ

まとめ

消防士なおさんに教えていただいた、花火の注意点を最後にまとめてみました!

おうち花火の注意点まとめ
  1. 近くに可燃物などの燃えてしまうものがないところでする。
  2. 花火をする場所の下は草ではなく、コンクリートなどの燃えない場所。
  3. ライターで花火に火をつけないで、蝋燭などからつける。
  4. 人に向けない。
  5. 真っ暗過ぎるところでしない。
  6. 導火線の位置を確かめる。
  7. 火をつける時、対角線上にいない。
  8. 花火に火がついていてもいなくても覗き込まない。
  9. 花火をポケットなどに入れて持ち運ばない。
  10. 花火は1本ずつする。
  11. 分解して火薬をなどの危険物を出さない。
  12. 終わったら、すぐに水につけて消火する。
  13. 花火の種類に応じて固定をするなど適切な楽しみ方をする。
  14. すべての花火がしっかりと消えていることを確認する。
  15. 花火をする前と後、周りを散水する。
  16. 手持ち花火を上に向けない。
  17. 火がつかなくても水につけて処分をする

special Thanks!! 現役消防士 なおさんのご紹介

なおさんのTwitterでは、災害時の対応を消防士目線で教えていただけるので毎回とても勉強になります!

また、時々ドキッとするようなツイートも・・・!

ハッとさせられますね。身が引き締まります。

また、時折つぶやかれる奥様やお子さんとのやりとりにもほっこりしています(←私が勝手に)

今回も私が「花火の注意点をまとめたい」と突然DMしたにもかかわらず、快く沢山の情報を提供してくださいました・・・!

とりクロ
とりクロ
なおさん!本当にありがとうございました✨

また、今回登場していただいた方とも、この機会に交流があればとてもうれしいです。

※勝手に描いてしまったので、消してほしい!という方やブログなどを掲載してほしい!という方はご連絡ください!

火傷はほんの一瞬目を離したりするだけでも起こってしまい、一生残る傷跡になる事も。

花火ではありませんが、次男も私の不注意で一生残る火傷をおわせてしまいました。

いつ、どんな場面で起こってもおかしくありません。

生後2か月の乳児を火傷させてしまった話。今回は当時まだ生後2か月だった次男を火傷させてしまった話を備忘録として綴ります。 この記事を通して私が伝えたいのは、火傷はいつ、ど...

おうち時間がまだ続きそうなこのご時世、手持ち花火は手軽に遊べるので重宝しますよね。これを機に、正しい知識を持って楽しい思い出を作っていきましょう♪

最後までお読み頂きありがとうございました!

ABOUT ME
ふゆみ
心配性なアラサー主婦。近年増加傾向にある自然災害から家族・子どもを守るために、「とりこし苦労で構わない!」精神で防災対策を実践中。防災関連の資格取得が目標!2020年5月にサイト開設!Instagramでは日常や育児マンガを投稿中。