経験から学べ!

経験から学べ!《最強の台風10号》避難場所と実践した台風対策5選

ふゆみ
ふゆみ
こんにちはー!ブログ主のふゆみです!
とりクロ
とりクロ
久々の登場、とりクロだよ~!

今回は、令和2年9月に上陸し、日本中がパニックとなった超大型台風10号が直撃した時の事や対策、当時の地元の状況について綴っていきます。

地域によって被害状況に差がありますが、こんな地域もあったよ!という事で参考にしてもらえたらと思います。

【この記事はこんな方におすすめ!】

  • 台風10号が直撃した時の地元の状況を知りたい方
  • 台風対策について知りたい方
  • 超大型台風について知りたい方

過去の台風と台風10号はここが違った!

犠牲者約5000人「伊勢湾台風」に匹敵する大型台風

令和2年9月に九州全域を襲った台風10号。毎年台風がくるので慣れてはいるものの、

今回の台風の勢力には本当に恐怖を感じました。

とりクロ
とりクロ
あの“伊勢湾台風並みの勢力”という情報でもちきりだったからね・・・。

伊勢湾台風(いせわんたいふう、昭和34年台風第15号、台風195915号、国際名:ヴェラ/Vera)は、1959年(昭和34年)9月26日潮岬に上陸し、紀伊半島から東海地方を中心にほぼ全国にわたって甚大な被害をもたらした台風である。伊勢湾沿岸の愛知県三重県での被害が特に甚大であったことからこの名称が付けられた。死者・行方不明者の数は5,000人を超え、明治以降の日本における台風の災害史上最悪の惨事となった

出典:Wikipedia 伊勢湾台風

 

こちらのリンク先では、その伊勢湾台風に匹敵するといわれた台風10号の詳しい情報が掲載されています。

↓↓↓

tenki.jp 台風10号のまとめ 大型で非常に強い勢力で接近 九州で大規模停電

ふゆみ
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こんな恐ろしい台風が地元にくるなんて知ったら、そりゃパニックになるよね!

数日前から各放送で大々的に特集が組まれる

TVでは連日に渡って台風の特集が組まれ、進路情報や勢力、避難方法などについていろいろと報道されていました。気象庁も大々的に報じており、中には「九州から逃げないとだめなんじゃ?」という無謀な避難方法を挙げるワイドショーもありました。

ふゆみ
ふゆみ
それが出来たら苦労しないよ!とツッコみたくなりました(汗)それだけ命の危険がある恐ろしい台風だという事ですよね。

これだけの超大型台風の上に、上陸すると予測されたのはまさかの令和2年7月豪雨で大きな被害を受けた九州。まだコロナの影響もあり、復興もあまり進んでいないこの状況で、この台風だなんて本当に神様はひどい。

※当時は被災した地域の方々を、熊本市内の避難所まで移動するバスが出たそうです。

24時間営業のコンビニが異例の閉店

今回の台風で特にびっくりしたのは、24時間営業でどんな時でも開いているイメージのコンビニも台風に備えて閉店したことです。

私自身コンビニ店員で台風の時も出勤した事があったので、大手コンビニ店のこの判断に内心ビックリしたと同時に、繰り返しになりますがそれだけ危ないんだと痛感しました。

台風対策としておこなった事5選

1 避難場所の選定

台風10号は避難所も沢山設置されましたが、7月豪雨の時と同様にペットもいる事などから真っ先に選択肢から外しました。

かと言って、今回は夜から明け方にかけて最接近となるため前回のようなショッピングモールに避難、という事もできませんでした。

令和2年7月豪雨の際の記事はこちらからどうぞ!

経験から学べ!〜《令和2年7月豪雨》の経験から得た学びとは〜はじめに 7月初旬、私が住んでいる熊本、そして多くの地域を豪雨が襲いました。 まず、被災された多くの方々に心からお見舞い申し...

そこで今回は私の自宅マンションに避難する事に。

当時妊娠6か月、切迫流産でなるべく安静にするために近所の実家に妊娠初期から子どもと一緒にお世話になっていました。

実家は木造住宅で、雨戸の鍵も壊れたり雨除けもガタが来ている位なので鉄筋コンクリートのマンションの方が安全と判断しました。

自宅マンションへの避難のため、飼い犬も一緒に安全な場所に避難する事ができました。最終的に私の実家から5人+1匹、夫と義両親+犬1匹の計8名+2匹という大人数での避難となりました。

2 窓の飛散防止

マンションに避難と決めてからすぐに行ったのは窓ガラスの飛散防止対策でした。自宅マンションは賃貸住宅で、雨戸がなかったのでガラスに養生テープを張り、更に上から段ボールを貼り付けました。

とりクロ
とりクロ
窓ガラスはコメの字にテープを張るのがいいよ!どこのお店でも養生テープやガムテープが根こそぎなくなってたな

近所の、いや九州中のホームセンターやショッピングモールでは台風対策のグッズが飛ぶように売れていたのです。近所のホームセンターでは、台風直撃の前日はなんとレジ待ち1時間でした。

ふゆみ
ふゆみ
ディズニーアトラクションの待ち時間並みでした!

お店の前の渋滞もすさまじかったようで、各ご家庭でも相当なタイムロスが生じたのではないでしょうか。

日頃から対策していれば、待ち時間を他の対策にあてれるかもしれないと思います。

窓ガラスに関しては、ガラス飛散防止シートというものがホームセンター等で販売されています。事前に貼っておけば安心できるのではないでしょうか?

評価の高い商品をいくつかピックアップしてみました。

↓↓↓


 


3 停電対策

台風直撃となると、特に心配になるのが停電です。台風が過ぎた後でも、停電してしまったらライフラインが遮断されてしまい日常生活に大きな支障がでてしまうので、できる限りの対策をしましょう!

①熱中症対策

もし台風の影響で停電したら、エアコンはもちろんのこと扇風機すら使えなくなります!

この暑い時期&避難人数も多く密集するため今回は暑さ対策として、大量のうちわと凍らせたペットボトルやタオル、冷えピタや冷感マットを準備しました。

ふゆみ
ふゆみ
USB充電タイプの扇風機なども売ってありますが、ひとり1つ準備するのはどうかと思い、今回はアナログ系の物だけ準備しました。
とりクロ
とりクロ
すでに持ってる人は準備しておくといいね!

②懐中電灯

停電したら真っ暗闇。さらに夜で窓に段ボールを設置したため外からの光も皆無です。ありったけの懐中電灯を各部屋とキッチン、お風呂場、玄関に設置しました。

各家庭から懐中電灯が集結したのでとても心強かったです!

③モバイルバッテリー(充電機器)の確保

停電したらテレビはもちろん観れないのでラジオや携帯電話が主な情報収集源となります。

特に携帯電話(スマホ)は他者との連絡手段ともなるので、充電できるモバイルバッテリーは災害対策には必須です!

しかし、なぜか意地でも夫くんはモバイルバッテリーを買おうとしないのです(汗)

「勝手に買っておこうかな・・・」

と目論んでいた時に友人からこんな耳よりな一言が。

友人
友人
パソコンも満タンに充電しておけば、スマホも充電できるんだよ!

なるほど!と目から鱗状態でした。USB充電ケーブルさえあれば携帯も充電できるので安心です。それを聞いて、即ノートパソコンを持ち込んでフル充電させました。

④生活水の確保

今回も生活水の確保のために、早めに入浴をすませた後水を満タンまで準備しておきました。もちろん、今回も洗面器にまで水を張りました。

※追記

現在はお風呂に水をはるのは衛生的に良くないといわれています。

ポリタンクなどに水を汲んでおく方が衛生的に安全、ということで推奨されています。

また、2リットルの水にキリで穴を開け、簡易的な水道も作ることができます。

詳細はこちらの本で説明されています‼︎

 

災害=水の確保といっても、もはや過言ではありませんね。

4 食料や飲料水の確保

避難する人数が多かったため、食料や飲料水をしっかりと確保しました。

ただ今回は自宅避難だったため、カップ麺やパンなどの非常食とは別におにぎりやおかずを持ち込んだり味噌汁を作って済ませました。麦茶もあらかじめ多めにつくっておき、水筒に移したりしました。

とりクロ
とりクロ
あらかじめ麦茶をパックで多めにつくっておけば、それも貴重な備蓄のひとつだよ!

5 車のガソリンを満タンにしておく

万が一停電した場合も、もし車が無事であればエアコンやラジオ、ナビでの情報収集など大活躍です。荷物の搬送としても車はかかせません。台風前日、ガソリンスタンドの前は大渋滞で販売終了のお店もでてしまったほどです。

日頃からガソリン切れギリギリの状態で入れるのではなく、少し余裕をもって補充しておくと安心かもしれまんね。

台風当日はこんな感じで過ごしました

①TVがない我が家の情報収集

当時、私が実家に帰省している間1人でマンション暮らしをしていた夫。

あまりTVを観ないため、私が実家に戻っている間はNHK受診料節約のためにTVを撤退させています。(私はNHKが一番好きなのですが 笑)

台風などの不安な時期にTVからの情報がないのは不安になりますよね。

その代わりにパソコンとディスプレイが置いてあるのですが、YOUTUBEで定期的に気象情報を含めたニュースがライブ配信されていた事を初めて知りました。

スマホでももちろん観れるのですが、大画面の方が皆で観れるためTVとほとんど変わりありませんでした。

TVがない家はなかなかないかもしれませんが、もしもの時の情報収集の一つの手段として知っておくと安心ですよ!

②強風で眠れなかった夜

台風対策をすませ、避難者も集まり後は寝るだけ!という状態になったのが午後9時頃。

この時点でようやく風が強くなりだしましたが、犬たちの散歩をするのに支障はありませんでした。夜10時には息子もいたので就寝。

3DKマンションに8人+2匹で夜を明かすなんてあまりないですよね。

深夜1時ごろからだんだんと風が酷くなり、窓がガタガタと揺れだしました。犬たちも普段と違う環境なので落ち着かず、息子も泣かなかったものの起きて遊びだしました。(皆でいたので怖くはなかったようです。)

結局朝方まで寝たり起きたりを繰り返しながら過ごしましたが、特に大きな被害はなく台風は過ぎ去っていきました。それぞれの実家も瓦がおちたりする被害はあったものの、大きな被害は受けずにすんだので安心しました。

まとめ

今回も幸いなことに私の地域では大きな被害はなく済みましたが、停電のためにライフラインが復旧していない地域も沢山でました。

皮肉にも、数日前に発生した台風9号のおかげで被害が少なく済んだとの事ですが、これが直撃していたらもっと被害は大きかったに違いありません。

これからもしばらく台風シーズンが続きます!すぐに対策をとれるように備蓄など見直すようにしましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

ABOUT ME
ふゆみ
心配性なアラサー主婦。近年増加傾向にある自然災害から家族・子どもを守るために、「とりこし苦労で構わない!」精神で防災対策を実践中。防災関連の資格取得が目標!2020年5月にサイト開設!Instagramでは日常や育児マンガを投稿中。
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